暖房に向けて

11月になり気温も涼しくなり過ごしやすい季節になってきました。
暦のうえでは冬となりましたが、昼間はまだまだ夏日に近い気温が続いております。
しかし、気がつけば日脚もめっきり短くなり、秋の訪れを感じております。

ふりかえってみると、今年の夏の気温は、過去に比べ飛び抜けて高いとのことでした。
2023年度 過去の日本の夏の平均気温偏値+1.76℃。これまで最も高かった2010年+1.08℃を大幅に上回っており、日々の生活を過ごすのに空調機の存在がますます重要なものとなっております。

そんな季節の主役である空調機ですが、現在のご使用状況はいかがでしょうか?
空調機器の投信期間は、設置後10年~15年(経済耐用年数)が目安とされております。
少しでも長く機器を使用していただくために おすすめなことがいくつかあります。

まず一つ目、
エアコンの内側にあるプレフィルターが汚れていないでしょうか?
この夏に大活躍してくれたので埃やゴミやカビが付着して次回使用時に嫌な臭いを出す原因になります。また埃をそのままにしておくとエアコンの中で詰まってしまい故障の原因となります。

2つ目は、室外機の周りに障害物等を置かないこと また、直射日光が当たらないようにする。
室外機は熱変換をする重要な機器です。熱交換の為の風がうまく抜けないと負荷となり、機器に負担がかかります。
また、夏場の直射日光等が当たると 機器本体が熱を持ち これもまた機器の負荷となります。

最後は運転方法についての事
冷房暖房のシーズン前に 一度試運転をしてみる。
また、運転温度は適正な温度で(過度な冷やしすぎ・暖めすぎない)使用をする。

これから冬本番になりエアコンの使用も多くなる季節になると思いますので、上記項目を気にしてみては如何でしょうか。

以上となりますが、少しでも快適に過ごしてい頂きたい為、エアコンの熱交換器自体の汚れ等など何か気になることがありましたら、是非当社までお問い合わせください。

設備部サービスグループ TEL(06)6462-7131