【2027年問題】エアコンが買えなくなる!?次世代冷媒への移行で知っておくべき3つのポイント

「そろそろエアコンを買い替えようかな」と考えている方に、ぜひ知っておいてほしいニュースがあります。それが**「エアコン2027年問題」**です。

2027年を境に、私たちが長年使ってきた「これまでのエアコン」が姿を消し、全く新しい基準の製品へと切り替わります。
なぜそんなことが起きるのか、私たちの生活にどんな影響があるのか、分かりやすく解説します。


1. 2027年問題の正体は「冷媒(ガス)」の規制

エアコンが冷たい風を出せるのは、内部を循環する「冷媒(フロンガス)」のおかげです。
現在、日本の家庭用エアコンの主流は**「R32」というガスですが、これが2027年までに「より環境負荷の低い次世代冷媒」**へ切り替わることが決まっています。

なぜ切り替えるの?

最大の理由は地球温暖化対策です。
現在主流のR32も、かつてのガスに比べれば環境に優しいものでしたが、それでも地球温暖化を引き起こす影響(地球温暖化係数:GWP)が一定数あります。
国際的な約束に基づき、日本政府はこの値をさらに引き下げるようメーカーに義務付けました。


2. 消費者への具体的な影響

「ガスが変わるだけなら関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実は私たちの財布や生活に直結する変更が予想されます。

① 本体の価格が上がる可能性がある

次世代冷媒(HFO-1234yfなど)は、現在のガスに比べて製造コストが高いと言われています。
また、新しいガスに対応するためにエアコン内部の設計を大幅に見直す必要があり、その開発費が本体価格に上乗せされる可能性があります。

② 修理費用が高くなる・修理できなくなる

ガスが変わると、旧型のエアコンを修理するための「補充用ガス」の流通量が減り、価格が高騰します。
最悪の場合、2027年以降に古い機種が故障しても**「ガスがないから直せない」**という事態が起こるかもしれません。

③ 設置業者の工賃への影響

新しい冷媒は、従来のガスよりも「微燃性(わずかに燃えやすい)」などの特性を持つ場合があります。
取り扱いに特別な機材や資格が必要になれば、設置費用やメンテナンス費用が上がることも考えられます。


3. 私たちはいつ買い替えるべき?

「2027年まで待ったほうがいいのか、今買うべきか」迷いますよね。判断基準は以下の通りです。

  • 10年以上使っているなら「今」が買い! 2027年直前になると、駆け込み需要で工事の予約が取れなくなったり、在庫が品薄になったりする可能性があります。また、現在のR32モデルは技術的に成熟しており、価格も安定しています。

  • 最新技術を求めるなら「2026年後半」まで待つ 環境意識が非常に高く、多少高くても「最新の環境対応モデル」を使いたいという方は、各メーカーから新基準機が出揃うのを待つのも手です。


まとめ:早めのチェックが安心の鍵

2027年問題は、単なる業界のルール変更ではなく、私たちの家計に関わる問題です。

「夏に突然壊れて、高い新型しか選べなかった…」と後悔しないために、ご自宅のエアコンの製造年を今一度チェックしてみてください。もし10年近く経っているなら、2027年が来る前の「今」が、もっとも賢い買い替えタイミングかもしれません。


ご自宅や職場のエアコンの寿命が心配な方は、メーカーの「修理部品の保有期間」を確認してみるのがおすすめです。

また、心配事やご不明な点がございましたら、お気軽にお電話下さい。

エイテック(株)営業部 06-6462-7131