災害時における室外機のトラブルと対処法について

近年日本では、地震や台風の被害が非常に多くなっており、災害時には、エアコンにも様々なトラブルが発生します。
まだ記憶に新しい2018年に大阪を直撃した台風被害で、多くの会社ご家庭の室外機が転倒し、使用不可になった事例もありました。
昨年と違い、今年は台風の発生件数も多く、進路も徐々に日本本土に近づいてきています。
台風の接近や線状降水帯発生に伴い、よくあるトラブルの事例として以下の2つが代表的ではないでしょうか。

・地震や台風による転倒、落下、破損、位置ずれなどにより使用できなくなる。

揺れや強い風により、もともと置いてあった位置から大きくズレたり、横倒しになるなどして使用できなくなることもあります。

・大雨による浸水

エアコンの室外機は屋外にあるから水に濡れても大丈夫だと思っていませんか?
もちろん普通の雨では故障の可能性は低いですが、台風や大雨などの災害時には想定外の大量の雨の吹き付けや浸水などで故障する可能性があります。

対処法>

①地震・台風などで転倒、落下、破損、位置ずれ時の対処法
 室外機が転倒・落下している場合は、絶対に自分で起こさずに、専門業者に電話をして点検・修理を依頼しましょう。
 また電気が復旧していない状態ではエアコンの動作確認等が出来ない為、必ず復旧してからご連絡ください

なぜ自分で起こすとダメなのでしょうか?
 室外機を起こす際に、室外機と室内機をつなぐ冷媒配管に負荷がかかり亀裂や穴が開いたりする危険があります。
 また、その亀裂や穴から噴き出る冷媒はマイナスの温度になっていることもあり触れてしまうと負傷につながる恐れがあります。
 損傷がないように見えても、目視で判断できない破損が生じている可能性や、動かすことで配管や配線が外れ症状が悪化する恐れもありますので、必ず専門業者に起こして貰いましょう。

②室外機の浸水時の対処法
 室外機が浸水した場合、エアコンの使用をすぐに中止し、室内機の電源を抜くかブレーカーを切って専門業者に電話をして点検・修理を依頼しましょう。
 エアコンの室外機が浸水してくると、エアコンを運転していたとしても、エアコン内部のブレーカーが落ちて運転を停止します。その場合は漏電している可能性があるので無理にブレーカーを上げると感電の危険や、ブレーカー自体が壊れる、最悪の場合火災になる危険があります。
 水が引いて室外機が乾いてきた場合でも、エアコンは使用しないでください。
泥などの不純物が小さな隙間に入り込んでいる場合があり、モーターや内部部品などに不具合が生じる可能性があります。

 このような事が起こったら、自己判断は危険ですので必ず専門業者に相談しましょう!!
 (機器が保証期間内か期間外かの確認もお忘れなく)