”温度”について

みなさんは、いつぐらいから冷房をいれているのでしょうか?

そろそろ、冷房をつけるかどうか迷う季節がやってきます。
今回は、快適に過ごす為に適切な温度と湿度についてのお話をしたいと思います。

電気事業連合会の発表によると例年6月から消費電力が上がり始め、7~8月をピークに9月から消費電力が下がり始めます。 この傾向は、家庭用エアコンが普及し始めた1970年頃以降に見られるため、エアコンの使用と電力消費にある程度の関係があると推測できます。

環境省の推奨で夏は、「28℃」冬は「20℃」です。
そんなことは知ってるという方も、多いと思いますが、 この28℃はエアコンなどの「設定温度」ではなく「室内温度」と云う事をご存じでしょうか。

最上階の部屋や、日当たりのいい部屋などの立地条件、室内環境によっても部屋の冷え方が変わってくるので、設定温度を何℃にするかは一概には決められません。

また、人に依っては同じ温度でも感じ方が違うため、暑がりの人や寒がりの人がいるときは配慮する必要があります。
「設定温度」よりも「室内温度28℃」を目安に、冷房を使いましょう。

また、温度だけではなく「湿度」も「室内温度」には重要な要素となります。
「湿度」が高いと汗が蒸発しにくく、熱が体内にこもってしまい、温度30℃・湿度70%を超えると、熱中症の危険性も高くなります。

特に高齢になるほど、気温・体温の感覚がにぶくなってきますので自分でも知らないうちに熱中症になり、病院に搬送と云うニュースをよく目にします。

「暑さ指数」*が高くなると、熱中症になる可能性が増加します。 特に「湿度」が大きく影響するので、同じ「気温」でも、「湿度」が高いほうが熱中症になりやすいです。

(「暑さ指数」とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標のことです。)

「湿度」は、50%~60%を目安にすると、過ごしやすくなるとされています。扇風機などを合わせて使い、気流を発生させ身体に直接風をあてて体感温度を下げるのも有効です。

ただし、「湿度」は低すぎてもダメです。「湿度」が低いとウイルスが活動しやすくなり、喉や肌にも良くありません。
湿度は50%~60%を目安にして、気温とのバランスを保つようにしてください。

<まとめ>

・冷房を使いはじめる時期は一般的に6月頃で使い終わりは9月頃。
・設定温度ではなく、「室内温度28℃」を目安に。
・湿度は50~60%を目安にして、「気温」とのバランスを保つ。
気温が高いときには「冷房」を、湿度が高いときには「除湿」と使い分けて、快適な室内環境で暑い季節をのりきっていきましょう!!